ワキ多汗症(ワキボトックス)

ワキ汗をボトックス注射で出なくする方法

ワキ汗の量が多いという悩みは注射で改善できます。

ワキ多汗症の治療について(ワキボトックス)

ワキの多汗症に対してA型ボツリヌストキシンという薬を注射する治療です。
ワキの有毛部の皮膚にはエクリン汗腺とアポクリン汗腺という2種類の汗腺が存在します。いわゆるワキガの臭いはアポクリン汗腺から分泌される汗が主たる原因ですが、ワキ多汗症の主原因はエクリン汗腺の機能亢進と考えられます。
A型ボツリヌストキシンはエクリン汗腺に作用して汗の分泌を抑えます。
そのため、ワキの皮膚に注射するという比較的簡単な治療でワキ多汗症を治療することが可能です。
一般的にA型ボツリヌストキシンの作用期間は3~4ヶ月とされていますが、ワキ多汗症治療においては6ヶ月程度効果が持続することが多いようです。
そのため1年に2回の注射で年中汗を抑えることができる人が多いです。
暑い季節だけ汗を減らしたいという方は、春に治療を受けて春~夏の期間を快適に過ごすということが可能です。
当院ではアラガン社の製品だけを使用しています。
中国製や韓国製の安価な製品は使用していません。
十分な効果を期待するために、片側50単位・両側100単位の量を使用しています。

リスク

発赤、内出血、アレルギー

治療費用(税別)

自費診療

ワキボトックス(100単位) 70,000円
1ヶ月以内の追加 20単位 10,000円